好きだ。

その一言を言えたらどんなに楽になれるのかと思う。

でも言ってしまえば『幼馴染みで親友』と言うポジションは消えてしまうのも承知していた。

でも壊したのは君なんだからね?

君の物欲しそうな瞳が誘うように見え、俺はそれに忠実になっただけ。

ルルーシュ、分かってるよね?

無理矢理したキス。

君は侵入するのを固く拒み抵抗するが、俺は無理矢理舌を差し入れる。

舌を入れたら最後、陥落は免れない。

そう、素直になりなよ。

君は元々淫乱なんだから。

堕ちれば良い。

奈落の底に。

堕ちても堕ちても限無く堕ちて、不思議の国へご招待。

なんてね。

そんなメルヘンは君に似合わないよ。

勿論俺にも似合わないけどね。

脚に力が入らなくなった君を壁にもたれさせ座らし、脚を広げる。

閉じたいの?

そんな気力無いくせに。

秘所を暴けば漏れる吐息。

君の声は何色?

羞恥と恐怖の濃紺。

戸惑いの灰色。

悦楽の薄桃色。

諦めと絶望の黒。

全てをマーブリングしたかの様な君の声は嗜虐を煽る。

さぁ、次の『色』を見せて貰おうか?

君の目が色喪うまでずっと…

=END=



**あとがき**
黒ってか狂気。
そんなスザクを書いてみたくなり書いたのがコレです。
R18なのか、何なのか…
まぁ書きたいのは情事では無いので済みませんが、表で。